今からはじめる介護予防（フレイル予防）アクティブエイジングに転換しよう！

年齢とともに衰えることは仕方がない。と当たり前のように思い込み、あきらめていませんか。

逆に、アンチ・エイジング＝老いに抗って、頑張って無理しすぎていませんか？

年齢とともに老いるのは自然なこと。でも、老いるのをありのままに受け入れているのは、介護前提？！年齢とともにという意味での「ウィズエイジング」という言葉があります。

両親が最期まで自分の足で歩いていたり、健康でいたら、それが自分の老後の前提になります。両親が介護状態だったりすると、自分も要介護になるのが前提で、何か介護になったときに困らないような準備をしていたりしませんか？保険とか、リフォームとか。。

またご家族は、介護になる前にそのサインをキャッチして対処することで介護予防につなげることができます。ぜひ読み進めてくださいね。

加齢に伴って筋力や心身の活力が低下する

年齢とともに、体重や筋力が低下する身体的な要因。それにより、外出したり買い物するのも面倒になり引きこもりがちになる。また精神的に不安定になったりするなど。これらは「フレイル」と呼ばれる心身の活力が低下した状態の要因となります。

フレイルとは
加齢に伴い健康を保つ機能は次第に低下します。いったん寝たきりなどの要介護状態になると、健康な状態に戻るのは難しくなります。健康上の問題がなく、日常生活を過ごせる期間のことを「健康寿命」といいます。健康な状態をできるだけ維持し、健康寿命を伸ばしていきたいものです。

フレイルとは、加齢に伴って、筋力や心身の活力が低下した状態です。要介護状態の一歩手前の状態であり、近年、転倒・骨折などの大きなリスクとして注目されています。かつては「虚弱」ともいわれてきました。フレイルは適切な対策を講じることで、再び健康な状態に戻れる状態です。

（参考記事）→つまづき・転倒予防の歩き方・ウォーキングフォームを身につけよう！

フレイルのチェック！

・なかなか疲れがとれなくなってきた

・食欲がなく、痩せてきた気がする

・歩くのが遅くなった

・力が入らなくなってきた

・出かけるのが面倒二思うようになった

これらのチェックが３つ以上だとフレイル＝介護の一歩手前だけれども、対策によってもとの健康状態に戻れるということですので、前向きにいきましょう。

これ、高齢者向けのチェックのようですけれど、今のあなたにも当てはまっていたいりしませんか？

体力が衰えてきたり、気持ちが落ち込んでいたり、体重が増えて動くのが面倒になると、この項目に挙げたようにフレイルと似たような状態になることがあります。フレイルは何も高齢者だけの問題ではないということです。

（参考記事）→今からはじめよう！５０歳からはじめる「生涯現役　健幸脚ウォーキングのすすめ」

生活習慣の見直し

私たちはやはり動くということが基本です。そのためには動ける体を作るということです。筋肉の衰え、体力の衰えから、体が動かない、行動範囲が狭くなる、人と会わなくなる、引きこもりがちになるという悪循環が起こってしまうのです。

（参考記事）→筋肉は裏切らない！今からでも間に合う体力づくり。

また「よく噛む健康法シリーズ」でもお伝えしたように、お口の健康が年齢とともに重要になってきます。お口の衰えの予防は、エネルギーや栄養を体にとりこむための食事、コミュニケーションに必要な会話、表情（笑顔）など、フレイル予防の土台になります。

ぜひ合わせて記事をお読みください。

また働き盛り世代と言われる４０−５０代からフレイルの兆候が見え隠れしています。たとえば、駅では階段を使わない。空いている席を探してしまう。駐車場は一番入り口に近いところを選んでいる。など。これら何気ない毎日の習慣ですが、よく考えてみると、体が動かなくなっているということなんですよね。

こちらも合わせてご覧ください。

（参考記事）→今からでも早すぎることはない！４０−５０代からはじめる要介護前のフレイル予防

（よく噛む健康　参考記事）

シリーズ１　よく噛んで、食後の眠気予防「カレーは飲み物ではありません！」

シリーズ２　よく噛む健康法その２「よく噛んで食べる」ことが良い睡眠のコツ！

シリーズ３　「気になる口臭はよく噛んで解決」よく噛む健康法その３

シリーズ４　もう老け顔とサヨナラ「噛めば噛むほどアンチエイジング！」よく噛む健康法その４

介護予防の健康づくり講演、健康講演会のご依頼、お問い合わせ先

「介護予防健康講演」のご提案ページ

講演例　→労働組合主催「介護予防実践ウォーキング・健康づくり講座」参加者の声

講演のご相談などお気軽にお問い合わせください。

ご相談、ご依頼フォーム

→講演のご計画、ご依頼から開催までの流れはこちら