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健康づくりの運動でケガをしないために

ヨガで怪我をする方が増えている事態がニュースになっています。
健康になるためのヨガでケガをしてしまったら本末転倒ですね。
 
私は、運動や体操を指導する機会があり、そして、私自身も合氣道の稽古で足の指を怪我したことがあります。
 このときは、疲れていて集中力が切れていたこと、もうすぐ終わる時間だと氣が切れてしまったこと等が原因です。当時は、早く上達したくて、稽古に参加すること自体が目的となっていました。
 
放送されていたニュースでは、ヨガのインストラクターの知識や指導力量不足なども指摘されていましたが、ヨガをする人自身が、何の目的をもって取り組んでいるかーそれは忘れてはならないとても大事な心構えです。
ヨガに限らず、ジムに通ったり、ウォーキングやランニングなど、何か運動をされる方の中には、達成感を得たい方も多いと思います。 マラソンで走るのに何分という目安を持つのも、何キロ走れるかなどもそうです。目標を持つことは大切ですが、目標の数字がその目的になってしまって、達成するために無理して足を怪我したり、傷めたりというお話、相談もあります。 スポーツで取り組む場合には、信頼できるトレーナーを付けてください。 身体は壊れても、車のような修理はできません。 毎回これしか言えることはありません。 ヨガでは難易度の高いポーズへのチャレンジ。カタチだけ真似してできるようになろうと無理してしまうことも要因のひとつ。 「あなたは、何のためにヨガをしますか?」 本来の目的を履き違えていることから起きることも多いかもしれません。 あなたがその運動をしようという目的は何ですか? たとえば、運動は自分にとって、自分の身体との対話であれば、今日の身体を常に実感すること。 身体の調子は毎日違います。 医療ヨガでは、ポーズをとることが目的ではありません。 目的である血流を改善するためには「無理しない動き」「ゆったりとした呼吸」「ポーズのあとはリラックス」を大切にしています。 たとえば、ヨガのポーズで、無理ないところまで動かす。そのあとポーズを戻しリラックスさせる。 ゆったりとリラックスすることで、副交感神経が優位になり、毛細血管が拡張することで血流がよくなります。 結果、血液循環がよくなり冷え性改善、美肌につながるんですね。 なので、医療ヨガは身体の動きの悪い方も取り組むことができます。 身体は少しずつの変化です。 すぐに変化したものは、すぐに戻ります。 頭でわかっていて一度やってみたらできたことと、いつもできること(再現性)の差は大きいのです。 身につけるのは時間がかかっても身についたものは自分にとって一生ものになります。 少しの変化にも気付くことができる「実感」を作ることが、健康への第一歩です。

医療ヨガの目的

ヨガをされる方にはそれぞれに目的をもっていらっしゃるのではないでしょうか。 しかし、ヨガをする中で、上達したい向上心、できるようになりたいという向上心によって、その目的はどこへやら。おいてけぼりになってませんか?
ポーズをとること自体が目的になっていたり、難易度が高いポーズへのチャレンジが目的になっていたり。回数券使い切ることや、何時間やる、週に何回、月に何回は通わなきゃ。 本来の目的、何のために WHY? もう一度確認して、取り組んでみましょう。 健康づくりでいえば、目標ではなく目的があれば十分です。 たとえば、10,000歩歩いたから健康になるのでしょうか? 健康になったような気がするのと同じです。 それよりも、何のために歩くのか、それであれば、どういうフォームがふさわしいのか・・
医療ヨガでは、単にポーズを取るだけでなく、滞る静脈やリンパ液を心臓に戻し、動脈を隅々まで行き渡らせ、脊髄を正しい位置に戻すことを目的に動いてもらいます。 医療ヨガ3つの目的 1血流をよくすること 2リンパの流れをよくすること 3脊髄を整えること 結果、気の流れが整います。 気が満ちている状態を元気といいます。気が滞ると病気。 気というのはめぐっているもの、流れているもののことを指します。 空気・電気・景気・・・お金のことも景金じゃなくて、景気。 元気であるには、「気血水」といわれるように、血の流れと水=リンパ、老廃物の流れがよくなることです。またリンパは自身で循環させることができないので、血液の流れをよくすること、または筋肉を動かしてあげる、触ってあげることで動かすことができます。 リンパの流れがよくなると感じることは、まず軽いということです。体重は軽くなってませんが、軽いと実感することです。 医療ヨガは、この3つのポイントを改善させるために動くのが目的で、無理のないようプログラムされています。ポーズが目的ではないですので、インストラクターによる指導は、呼吸に重点を置き、それぞれが無理のない動きをしているのかをみています。
 

実感することの大切さ

なにより、自分自身が実感することです。 たとえば、はじめる前とあと。はじめてのときと、今。昨日と今日。また、ヨガをする日としない日の日中。寝る前にヨガをした日としない日。 動きやすい、頭が冴える、あったかい、肌色がよい、気持ちがいい、よく眠れた、身体が軽い・・など 医療ヨガを行ったあとは、血流がよくなり脳内までしっかりリラックスできます。 そのまま寝落ちという最高のリラクゼーション。 また、体調や体型、体格、年齢的にも自身のないという方でも、ご自身のできる範囲で無理なく行うことができます。 パーキンソン病や心房細動の改善などでも結果を出している医療ヨガ。 寝たきりにならない介護予防ヨガとしてもおすすめします。

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はしもと内科外科クリニック内NPO法人癒しと健康ネットワーク
<お問い合わせ先> 〒566-0024 大阪府摂津市正雀本町2-5-23 はしもと内科外科クリニック TEL 06-4708-4488
 

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