「私は昔から体がかたいから。」そう言っているあなたも生まれたての赤ちゃんの頃やハイハイしている頃は、柔らかかったはずなのです。関節がまるでないみたいに。子どもは寝相も悪く、信じられない体勢寝ていたりしますよね。でも寝違えなんかないんです。
それは体が柔らかいから。柔らかさこそ若さ!なのです。
年齢とともに体がかたくなっていくのです。だんだん石のように固くなるでしょ。(もしかしたら体だけでなく、心も頭も!?)
実は、からだがかたいと、いろいろなところが痛くなります。それだけでなく、なんとなく調子がすぐれない。いつもすっきりしない。手足が冷える。肩コリや腰痛がある。寝ても疲れがとれない、やる気がでないなど、本調子になれない原因だったりもします。
今日は今からでも間に合う。体を柔らかくして若さと健康づくり!をお届けします。
老化とともに体がかたくなる
小学校一年生の頃、問題わかる人!はい!!って元気よく挙げていたあの手。ピンと伸びて、先生にあててもらえるように、手がどんどん伸びて。これも、体が柔らかい証拠なんですね。
年齢とともにやる気がないのか、恥ずかしいのか。ではなく体がかたくなってしまって、手をぴーんと伸ばせなくなってしまっているんですよ。そのうち、肩が、、、といって手が全く上がらなくなってしまうことに。そう、四十肩五十肩です。
老化とともに姿勢が崩れる
50代で老け込んでいる人もいれば、80代でもしゃっきり元気でいらっしゃる方もいますが、この違いは何なんでしょう。
姿勢とは「姿」の「勢い」と書きますよね。
左の人形ように老化姿勢を見てみると、脚が開いて、腰が曲がって、背中が丸くなっています。こうなると見た目通りバランスが取れなくなって杖が必要になったり、歩幅が出せず、すり足のようになって、少しの段差でつまづくのです。
そのこで、怪我や入院などなり動けなくなることで、余計に動かなくなるのです。
動かなくなることで、体の動きが悪くなります。筋肉が萎縮してしまうのです。そして、関節が曲がったままになって、その状態から老化体型になってしまうのです。
体がかたいとどうなる?
老化とともに、体は自分の思うように動かなくくなります。そのことで
足裏がかたいと・・・歩くときの衝撃が吸収できません。
足首がかたいと・・・しゃがんだり、しゃがんで立ち上がる動作がうまくできなくなってしまいます。ふくらはぎが固くなります。下半身の歪みを増幅させてしまいます。
ふくらはぎがかたいと・・・ふくらはぎが第二の心臓の役目が果たせません。足がむくみやすくなります。
膝の裏がかたいと・・・膝が曲がりやすくなります。歩くときに膝に負担をかけてしまいます。
太ももの内側がかたいと・・・股関節がかたくなります。腰を支えられなくなります。O脚など脚の歪みをもたらします。
太ももの前側が固いと・・・膝が曲がりやすくなります。歩くときに膝に負担をかけてしまいます。
太ももの裏側が固いと・・・膝が曲がりやすくなります。歩くときにお尻が使えず、お尻が四角く垂れ下がります。
お尻がかたいと・・・・骨盤が自在に動かず体の歪みをもたらします。
股関節がかたいと・・・腹に力が入らず、踏ん張りのきかない体になります。上半身を支えられず、腰や上体に偏った負荷をかけてしまいます。
腰がかたいと・・・姿勢を保つことができず腰に負担がかかります。
背中がかたいと・・・呼吸が浅くなり疲れやすくなります。また腕があがらなくなる原因です。
手首がかたいと・・・上半身の歪みを増幅させてしまいます。
首がかたいと・・・頭が支えられません。頭への血流が減ってしまいます。
頭がかたいと・・・周りから人が離れていきます。笑)→顔がたるみます。
体が柔らかくなると
体が柔らかくなることで、老化姿勢から脱却できます。姿勢がよくなって、呼吸が深くなります。血管にスムーズに血液が流れるようになります。血液は、酸素や栄養素を運んでくれます。血流がよくなることで、全身に元気が巡ります。
体が柔らかくなると、体だけでなく気持ちも、脳も柔らかくなりますよ。
体が柔らかくしよう!まずはこの柔軟体操から。
いきなり床にぴたーっと上半身をつけようとしないでくださいね。今日は柔軟体操の前の準備運動のようなものです。無理をしないでできる範囲で行います。→こちらのページで詳しく解説しています。
今日はレベル1です。
・手首が足首を回すことからはじめましょう。
・片方の手のひらを上にして腕を伸ばして、反対の手で手のひらを反らせましょう。
・立位体前屈のように、前屈して手を床に向けてだらんと下ろしますが、手を床につけることが目的ではありません。
だらんと上半身の力を抜きます。指先まで力を抜くのがポイントです。
重力にまかせてだらんとしてください。そして、ゆらゆらと体をゆらしてみましょう。適当に体を起こしますが、ふらつかないよう注意してください。腰が痛い方はやめておきましょう。
・しゃがんでみましょう。かかとが着かなければ、まずは浮かせておいてもOK.足首やスネが柔らかくなります。
・正座も1日3−5分実践しましょう。足首が柔らかくなります。できそうなら、正座のまま上体を床につけるようにしましょう。無理なら、手でバランスを取りながら、少し上体を反らせるように倒してみてください。太ももの前や背中が伸ばせますね。
・脚をまっすぐ伸ばして座り(長坐)、つま先が90度から自分の方向に向く(鋭角)になるようにしたいですね。
もしつま先がつかめそうなら掴んでみます。難しければ、太ももをグーの手でほぐしておきましょう。
これらの体操は、1日朝と寝る前に5分とかかりません。まずは簡単にできる体操からはじめておきましょう!
ご紹介したストレッチは、こちらのページで詳しくご紹介しています。
まとめ
体の柔らかさが若さバロメーターです。
土も固くてはよい植物が育たないですよね。良く耕されていると良く育ちます。固くて乾ききった砂漠のような土ではNGです。私たちの体も、しっかりとよく耕された畑の土のようになるように、年齢とともに固くなるのをそのまま放置せず、少しずつ体操して柔らかい体を作りましょう。
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