年齢とともに健康維持、体重維持、体型維持が一段と難しくなる。運動不足と言われ、ウォーキングやストレッチ、筋トレをしてみるものの痛くてできない。続かない。やらないんじゃないのよね、痛いからできないの。
参加者の多くからの声があります。
そして「これが老化だから」とか笑ってごまかすんじゃない!ですよ。とやさしく一喝。
それ今諦めたら、将来もっと大変なことになりますよ。家族にも迷惑をかけますよ。
だからと言って、痛いことはさせませんから安心してくださいね。
「今、できないことは伸びしろ!」です(合言葉)
さて、今日は上がらない手をすんなりあげてみましょう!
手があがらない
参加者が「痛いからできない」となると、今日の講演会の進行がスムーズにいきませんから(笑)まずそれをできるようにします。そうするとみなさん、できると嬉しいんですね。一気に笑顔になってワクワクしてくるようです。
このポーズ定番です!
これをするだけで、姿勢を整えて、上半身の骨格の崩れ(あばらの下垂)を引きあげ、体型の若返り。さらにメタボ改善、ウエストシェイプ、腰痛予防改善、呼吸改善、内臓活性化、股関節への負荷軽減、脚が軽くなる、歩きやすくなる....等々のエッセンスが閉じ込められてますので、これは絶対にやらなくては!でしょ
なのに「手があがらない」
残念ながらこれ、手があがらないとはじまらないのです。
子どもの手のあげ方
さて、みなさんもこの場でやってみましょう。
ここは小学校一年生の教室です!
みなさん、手をあげてみてください。そう一年生になりきって
あれ、なんで?
この瞬間に上がらなかった手が上がるんです
もし上がらなかった人は、役者魂が足りない!(笑)から、本気で子どもになり切って!
もう一度どうぞ!
上がった!!
よしよしいいね
つぎに、今の自分がいやいや仕方なく手をあげてみて。そのときどんな手のあげ方になるかな?
肘が上がって、クイズの解答権得るパネル的なあげ方。
これであなたの健康状態がわかるんです。この手の上がる位置が下がった分、あなたは老化して不健康になったってこと。がくーん
どこから手をあげてる?
手は手をあげるのだから、
手で上げてる?肘から上げてる?肩から上げてる?くらいかな
中年にもなれば、答えはこんなところかな。
ちょっと頭でっかちな人は「肩甲骨」というかな。でも肩甲骨は正解ではないよ。
子どものわかったから「当てて〜」のときの手って、全身から手をあげてません?
今にも立ちあがりそうな勢いで。
お腹も伸びて、ワキも伸びてます。まさに手をあげるのが全身運動?!
このとき手はどこから動かしてるかといえば、無意識ですけども「鎖骨の付け根」=首のしたにあるポツっとしたところから本来動きます。つまり、腕が胴体にめりこんでいると思ってください。
結果として、胸鎖関節=鎖骨と胸骨からあばらが動いて全身で手を上げているようなかたちになるんだけど。肩から動かしたら胴体とは繋がりません。だから手の重さ(手って結構重たいの、長いしね)も肩で担うことになり、腕力ある若いうちはいいけども、だんだんなくなって手をあげるのが辛くなって、そのうち手をあげることが負担になって、痛くて上がらなくなる。
これは気持ちが働いたとき、私たちは体の本来の使い方をするのですが、体の中心から手を動かしている(無意識にね)んです。
→[超重要]安全意識啓発の「指差し呼称」や足もとが安定する「安全姿勢」にも繋がります。安全「意識」が職場の安全を守ることに直結します。
骨から動かそう!
手をあげる時は「鎖骨の付け根」胸鎖関節という部分から動かせばよいのです。それは特別なことではなく本来の手の使い方です。
ちょうど首のしたにポツポツというでっぱりがあります。ここから動かすのね
はいやってみよう!
わかりにくい場合は、指を鎖骨にそわせるように当てておいて
動かす手は半円を描くように、まずは手を下ろした位置から肩の高さまで上げてきます。
鎖骨から動いてるの感じられますか?
ここから、さらに頭の上まで上げていきましょう。このときに鎖骨が縦方向になって、腕が上にあがってきます。ほら、腕がまさかの真上まで上がった!でしょう
痛みがある、肩が石灰化してる、手をあげると耳の横にピタッといかないで、隙間ができる人、みんなできるようになっちゃった!
これでできない人は、今急性的な痛みなら休ませて、骨に問題があれば病院ね(何も解決しないけど)おやすみです。
もう一度同じことをやります。次は肩から手を動かすの
そしたら肩から上に動かすときに鎖骨縦方向に動かないでしょ?だから手が上がらないの
体の動かし方ってこういうこと。わかった?体感できましたね。
鎖骨にひっかけるようについてる肩甲骨が連動して動きます。そして体型崩れの一番の原因である骨格崩れは「あばらの下垂」。あばらが下垂して、見た目には猫背だったり姿勢が悪い状態、バストが垂れ下がります。機能としては、呼吸が浅くなって内臓の働きを低下して、腰痛の原因にもなるこれを改善していくことにつながります。
これも実験してみましょう。
ワキから手のひらひとつ分くらい下。女性であればブラのアンダーのあたりを手で触りながら、反対の手を上げ下げしますね。今度は肩から上げてみます。手を上にあげたときに、触っている部分の表面の皮膚がひっぱられて伸びた感じ。次は鎖骨からあげると今度はどうでしょう?違いを実感してください。(実感すればわかることなので、書かないでおきますね!)
女性の方、これわかります?大胸筋鍛えるとか数あるどんなバストアップ運動よりも骨からバストアップするってこと。誰も教えてくれません。もう年齢と共に、だんだんアンダーの生地がしっかりして幅も太くなってきて、そのうちどんなブラジャーしてもおいつかなくなるから(もうブラジャーの負担が大きすぎて形が崩れてかわいそや)骨からバストアップすればいいんです♪
そういうことです。同じようにわき腹にも手を当てて確かめてください。
おなかが出るのは、骨格が崩れてあばらが下垂して、腰骨との間の隙間が狭くなるから。なんですけども、このことがよくわかるでしょ?
だから、肉のことばかり気にせずに「骨」なんです!って
手が上がるだけでいいことがいっぱい!よかったね
手の使い方がフットワークを軽くする
また上半身の重さは股関節が受け止めるのですが、あばらが下垂した状態だと股関節にどかっと重さがのっかるようなイメージ。それだとフットワークは鈍くなりますよね。
試してみましょうよ!
いつもの姿勢(悪いやつ)で、膝をおへその高さまで片足上げて10秒。持たないー
次に足上げ10回 疲れたー
こんな感じね。ビフォーだから、そんなに頑張らなくていいし、できなくていいんよ(できないことは伸びしろ!)
次に、鎖骨から両手を上げて手のひらを組んでみましょう。しっかりあばらやわき腹持ち上がってるよね。この状態で先ほどと同じように、片足10秒ー できました?次に足上げ10回。
この違いです。違いは実感してください。鎖骨から手上げないとだめよこれ。肩から手あげても胴体持ち上がらないからね。
そう、この実験で感じたことが、体で起きています。
子どもの頃、若い頃活動的だったのは、まさにフットワークが軽かったからです。まさに手の使い方は下半身にまで影響するということ。
だんだん骨格が崩れ、下に下にと下がってきたら股関節に重さがのしかかって。実際に脚が重い。だからフットワークが重い。行動せず口ばっかりになって、頭でっかちになる(あ、言い過ぎだね)
脚が軽い、フットワークが軽くなると、無意識で体が動くようになります。動くのが面倒じゃなくなって、階段も気軽に使うように。そうやって日常生活での活動量が増えていきますよ。
手を使うだけで体型が維持できる!
もうここまできたら、鎖骨から手をあげるだけで健康維持、体型維持につながることがわかりますね。
だから、体の使い方間違えて、肩からあげて、手をあげるのがつらい、あがらなくなったらもったいないでしょ。
日常生活では、手を上にあげるという動作はほとんどないと思います。棚の上のものとるか、つり革くらいでしょうか?手を前に出すということも同様に鎖骨から行います。そうすれば、肩に負担がかからないのはもちろん、動かすたびに全身運動になります。
手は長さがありますからそれが体の前に出るということは、普通に考えるとバランスが崩れます。が、鎖骨から動かした手は胴体から生えてるようなもんですからコアで支えることができ、手を出したくらいではバランスが崩れません。
肩から出した手ではバランスが崩れます。これを小手先といいます。
→安全大会では、指差し呼称を用いたワークでの「安全姿勢」、疲労をため込まない体の使い方をお伝えします。
→職場の健康づくりでは、姿勢のワークを用いて「安定姿勢」「疲れない体の使い方」をお伝えします。(特集ページへリンク)
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