講演テーマ(演題)

「健康経営」はじめませんか?社員一人ひとりの健康が仕事の土台!

健康経営は、一人ひとりの健康意識啓発からはじまります。

健康は生きる土台です。健康を阻害していては、仕事のパフォーマンスが落ちることは明らかです。

「具合が悪くても出社すること」=疾病就業を「プレンティズム」といいます。日本的といわれる風習のひとつです。台風の影響で、電車が動かないのに、改札の外まで列を作って並ぶのも似ているように思いますが。。これはここでは余談。(でもないんだけどね)

ここでいう具合が悪いは、発熱や風邪だけでなく、肩こりや腰痛、花粉症、ドライアイや不眠症も。
倦怠感やウツ、気分の落ち込みなどメンタル面の不調も。

私も20年ぶりのアレルギー検査の結果、花粉症だけでなく、ハウスダストアレルギーがグラフ振り切れるような数値になっていました。

実はそのことで、日々絶不調でパフォーマンスが落ちていたのです。その時は気づかないのですが、ハウスダストアレルギーによる鼻炎で、いつも鼻水が落ちないようにと鼻をすするような体勢(やってみてください)で、肩をあげながら呼吸をしていたもんですから。

息は浅い、酸素は足りてない、肩は凝るし、腰は反るし、股関節は痛くなるし(体は全部繋がっているのでね。遠く離れたところまで、この歪みはやってくるのです。)

このままでは、いわゆる「QOL」生活の質ダダ落ちだと思い、舌下免疫療法での治療にとりかかることにしました。年数はかかりますが、多くの症状改善事例があります。詳しくはサーチしてみてください。

健康経営とは

健康経営とは、「企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても 大きな成果が期待できる」との基盤に立って、健康管理を経営的視点から考え、 戦略的に実践することを意味しています。 従業員の健康管理・健康づくりの推進は、単に医療費という経費の節減のみならず、生産性の向上、従業員の創造性の向上、企業イメージの向上等の効果が得られ、かつ、企業におけるリスクマネジメントとしても重要です。

従業員の健康管理者は経営者であり、その指導力の下、健康管理を組織戦略に則って展開することがこれからの企業経営にとってますます重要になっていくものと考えられます。

健康経営研究会ウエブサイトより

花粉症でパフォーマンスはどれほど落ちるの?

ちなみに、花粉症だとパフォーマンスがどのくらい落ちるかというと、偏頭痛の約二倍で年間損失額は約600ドル。にも。と、そういう試算がされています。
これは仕事のことだけではなく、生活の質(QOL)や、日常生活に必要な集中力・判断力・作業能率(パフォーマンス)にも大きく影響するということです。

「花粉症による仕事への支障」
調査したビジネスマンの90%以上が、「花粉症は仕事のパフォーマンス、すなわち労働生産性にマイナスの影響を与える」と回答しました。花粉症の症状は、仕事へ大きな支障をきたし、労働生産性を低下させていることが明らかになりました。

「花粉症の薬による仕事への影響」
また、76.2%が花粉症の薬の副作用による「集中力・判断力の低下」を感じており、「眠気・だるさ」を感じている人も71.3%いることが示されました。「車の運転や仕事への影響を考えて花粉症の薬の使用を避けた経験があるか」の問いに対しては、半数以上が「ある」と回答しており、薬の副作用によるパフォーマンス低下を懸念して、服用機会を奪われている人が多いことが明らかになりました。
荻野 敏 他:診療と新薬 47(8):751, 2010より

もし風邪でも出社しているのであれば、他の社員にうつしてしまうリスクもあります。
「気合いだ!」といって、無理をすれば出社できるからと、出社してしまったことで余計に損失が出ることも考えられるわけです。これでは、100%のパフォーマンスが出せず生産性が落ちている状態ですね。

たとえば風邪だと少なくとも4.7%、花粉症だと4.1%仕事の効率が落ちるとされていて(実のところはもっと下がっていると思いますが・・・)他の社員が作業を肩代わりすることになったり、チームや会社全体での生産性が下がることにもつながります。

社員一人ひとりの健康を考えることは結果として、一人ひとりのパフォーマンスが上げ、会社としての生産性を上げるために必要なことなのです。

体調が悪いのに出社する状態もNGですが、体調がよくなくて出社できないという状態に陥ることもあります。「アブセンティーズム」といって、たとえばウツになって出社できなくても在籍している状態ということもあるのです。

プレゼンティーズム+アブセンティーズムは医療費コストの3倍にもなります。

腰痛で作業効率が落ちる

慢性腰痛で生産性がダウン 会社勤め8割が自覚、塩野義調査

塩野義製薬などが慢性腰痛に悩む会社勤めの男女を対象にした調査で、約8割が出勤しても作業効率や労働生産性が低下していると回答した。痛みが強いほど仕事の妨げになっている傾向も確認。調査グループは「職場の腰痛対策が生産性向上に役立つ可能性がある」と指摘している。

調査は3カ月以上続く慢性腰痛の239人に実施。71人(29.7%)が軽度の生産性低下を自覚し、114人(47.7%)が生産性の低下を強く自覚していると回答。全体の77.4%が腰痛の影響を感じていた。

共同調査をした東京大医学部付属病院の松平浩特任教授は「腰痛に効果的な体操を取り入れてほしい」と話した。©一般社団法人共同通信社

この調査にもありますが、アンケートをとると男性のお悩みNO1が腰痛です。そしてその多くは慢性化しています。その部分に湿布を貼ってもマッサージを受けてもよくならない。腰に対して治療をしてよくなるのは腰に原因がある場合だけです。それ以外は、腰に原因はなく別の部分が原因でその結果が腰痛というかたちで現れています。

たとえば、普段の姿勢や体の使い方、歩き方などです。えー、そんなことが原因なの?そうですよ。もしかしたら寝ている間もその寝姿勢のために腰に負担をかけているかもしれないんです。→上半身で一番弱いのは腰だった。

(参考記事)→男性のお悩みNO1の腰痛改善のウォーキングはこれ!

1800人在籍の工場での取り組み事例紹介

1800人の工場で働く人で、出社できないアブセンティーズムを0にした職場があります。
私は、こちらの企業で、健康意識啓発となる健康づくり講座をさせていただいています。

健康意識啓発、健康講座の開催だけでなく、出前講座(各部署に出向いて、健康のお話をしたり体操指導などを行う)などして、顔見知りになることで、気軽に相談できる雰囲気づくりに成功され、保健室での相談に来てもらう件数を増やしました。

他には、身長別に、目安となる歩幅を工場内の道路に示す。敷地内で、ウォーキングコースを3種類作るなど。これらを実施することで、1800人在籍の工場で、出社できない状態の人をなくすという結果を出されました。これは、保健室の方々が懸命に努力された結果です。

もちろん保健室だけではなく工場長はじめ、各部署の長との連携で、職場の健康づくりに積極的に取り組み、仕事時間の中でも、健康講座に参加できるように調整するなど、これらはまさに健康経営のよい事例と言えます。

社員に健康を意識づける

健康は毎日のよい習慣の積み重ねです。今までのやり方や、ラクな方を選ぶのが人というもの。

たとえば「健康習慣をしている方が体がラクだ。」という変化を実感することが、明日からの行動への第一歩になります。

新しい習慣を身につけるためには、まずは健康への意識付けから。iwalkでは「健康で元気に働ける企業」を目指す健康経営のお手伝いをしています。

社内での健康習慣の取り組み例

・朝礼や会議前に、ストレッチや体操を取り入れる。

・昼食時、午後にストレッチタイムを設ける

・階段利用促進の啓発をする

・1時間に1回は、パソコンから離れる立ち上がる、動くアラームを導入する。

・アプリなどでウォーキング記録を提出し、表彰する。

・健康カレンダー(日めくり)を掲示する(配布する)

・健康新聞や社内メールを配布する

・スポーツクラブとの契約をする

・健康教室やイベントを定期的に開催する

ハウスダストアレルギーへの対応として、定期的に”健康清掃”を実施することや、”よく噛む”ことで、昼食後の眠気や胃腸への負担、口呼吸への対策になるので、食堂と相談して、食材を大きく切ることでよく噛めるように工夫すること。

他には、スタンディングデスクを導入する(座りっぱなしは、腰に負担をかけます)ことや、照明器具の工夫(疲れ目対策)、換気の工夫(二酸化炭素濃度)など、職場環境や設備を整えるなども。「社員一人ひとりの健康が仕事力アップの土台になる」という健康経営の視点からみれば、様々なアイディアが浮かんでくるのではないでしょうか?

(参考記事)→昼食後の眠気は早食いが原因だった!

[参考記事]

・「健康第一!」社員の健康を守る・健康経営の講演事例
https://iwalkwith.me/kenkoukeieiishiki/

・健康経営レポート(社員旅行での健康づくりの取り組み)
https://iwalkwith.me/yoishigoto/

・健康のお悩み解決!男性の腰痛予防と改善策
https://iwalkwith.me/damenswalk/

健康経営についてご相談ください。

健康意識啓発をテーマにした健康講演、健康づくりのための年間講座や、健康新聞やメール、健康カレンダーなどでのフォローアップだけでなく、職場の健康づくりのための様々なご提案から実施のお手伝いをさせていただきます。

職場の健康環境づくりを手がけるiwalkと提携している健康経営コンサルタントがお手伝いいたします。

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みのわあい。のご提供する「参加型!健康エンターティメント講演」では、なんとなく知ってるようで知らない、知って得する内容に、なるほど納得!楽しくてタメになり、笑いで会場が一体となるような講演をお届けします!

進行は、講話に実践を交えながらの参加型の講演スタイル。

心とカラダの健康について、できる限り簡単に、わかりやすくお話しながら、全員参加のクイズや、健康チェックなど、まるでTVの健康番組のように楽しみにながら、皆さまに役立つ実践的な内容をプログラムしています。

皆さんが、日々実践でき、無理なく継続できる「健康のコツをしっかりお持ち帰り」いただきます。

参加型!健康エンターテイメント講演取材記事はこちら→

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