介護予防 健康コラム

歩くことは「止」まるのが「少」ない!さてどこが?!

歩くは「止」まるが「少」ないからね。何が?どこが?

[答え] 歩くとね、脳が止まるのが少ないんだよ♪ということです。

玄関出て少し歩いてから「あれ、鍵閉めたかな」「火、止めたかな?」と思って引き返すことありません?

または歩きながら、いいアイディアが浮かんできたり。

現に、宇宙飛行士は宇宙に行くと歩かないので(浮いてるので)脳が小さくなって帰ってきたということからしても。

また二足歩行することになって、私たちヒトの脳が大きくなりました。

歩くということは、私たちの脳の働きと密接に関係あります。

歩くと骨盤が動いて、背骨から脳へと刺激がいきます。

今日は、歩くことと脳の関係について、脳の萎縮がもたらす「転倒」についてお伝えします。

 

たかが転んだことで寝たきりになるから気をつけて

救急車で運ばれる高齢者のうち、60代は70%、70代では85%が、つまづき転倒が起因によるものです。高齢者が転んで救急搬送された結果、怪我のレベルは60.5%が軽症と診断(東京消防庁)されていますが、残り約4割は「中等症以上」で、これは「入院が必要なレベル」と深刻な状態です。また男性に限っては、大腿骨骨折したら、7年後に全員亡くなるというデータがあります。

 

高齢者の救急搬送は年間約7万人(東京消防庁2017年度調)ですが、そのうちの8割が転倒事故によるものです。

転んだら最後。「骨折からの寝たきり」からの認知症。が待ち構えているかもしれません。ですから「転ばないこと!」が本当に大切なのです。

 

その1:筋力不足が原因

転倒予防には、これまで「筋力不足」が原因とされてきました。

たとえば、つま先が上がらなくなることで、たたみやカーペットの縁でつまづいて。ということです。

つま先が上がらないということは、歩き方はいつもすり足ぽくなっていて。足指を使わないでいるとアーチがなくなります。スネやふくらはぎが硬くて。ふくらはぎが硬いと心臓にも負担がかかります(ふくらはぎは第二の心臓ですからね)そして、つま先があがらないといういことは、膝を曲げて歩くクセがあるので、膝に負担がかかっているでしょう。

そして、足が持ち上がらないということは、骨盤の土台になる太ももの筋力が衰えているということです。全身の筋肉の約70%が下半身、太もも中心にあるのです。筋力が衰えてしまっています。

さらに、これが骨盤の土台ということは、骨盤が安定せずに、上半身は背中が曲がって内臓を圧迫するような姿勢、ひどくなると腰が曲がって杖が必要です。

猫背になったり背中、腰が曲がると、全身のバランスが崩れ、足元は不安定になるので、足で踏ん張るようになって、立っているのがラクでなくなります。ちょっと動いただけで疲れますし。自分の身体が支えられなくなります。

さらに骨盤はどんどん広がって太ももの隙間が開いてしまって、いわゆるO脚になって歪み、膝にはますます負荷がかかってしまいます。という具合の老化の悪循環です。

あー、これ読んでもまだまだ自分のことじゃないと思っている方たくさんいるだろうに。

たとえば、座っていていつの間にか膝が開いてる。というと、だいたい年齢いってくると、膝が開いている自覚もないんですよね。もう気にしていないから(残念)。足首で絡めるようにして座っていたりしてませんか?これも下半身の筋肉(太もも)の衰えです。

O脚もアウト、猫背もアウト、おなかぽっこりもアウト。反り腰もアウト。です。
すでに骨盤を支えている太ももの筋力低下はじまってますよー!いや、自分の太ももは硬い!からと自慢げに話さなくてよろしい。身体が柔らかいも同じなんですけど。硬いにも柔らかいにも「質」というのがありますからね。私は騙されません!よ。

(参考記事)→つまづくのは老化姿勢=猫背が原因だった!

その2:脳の萎縮が転倒と関連

最新の研究によって判明したことは、脳が萎縮していると転倒リスクが高いということです。

脳が萎縮していると、ながらで歩けなくなってしまうのです。

たとえば、自分の話したいことを話し続ける分にはできるんですが、相手に質問されてちょっと考えなきゃいけないこととか思い出したりする場合に、どうにも立ち止まってしまうのです。

まさに「歩」の「止」まるが「少」ないはずが、止まってしまっている=脳の萎縮ということです。

止まってしまう人は、止まらない人に比べると3.5倍も転倒するリスクが高いことがわかっています。

これは、筋力が年齢相応にあったとしても、転倒してしまうリスクがあるということ。

質問されたことを答えるのに、考えながら歩けないというのは、脳が一つのことしか処理できなくなってしまった結果。検査すると脳の萎縮が見られるということです。

歩くときは、周りの状況にも注意をしながら歩きますよね。たとえば信号で渡ってOKかとか、右折の車に気をつけたりしたり。電柱とかぶつからないように。段差があるとか認識しますよね。これは普通なら、歩きながら同時ににしていること。
でも、街中でも駅でも。急に立ち止まって。人の妨げになったり人にぶつかられたりしてしまっている人見かけませんか?危険信号ですよね。

歩いてこれなんですから、自動車を運転するなんてとんでもないことですね。

(参考記事)→リスクホメオスタシス

チェックしてみよう!

これは記憶力のチェックではないですし、思い出そうとする時に、立ち止まらずに歩き続けられるか。つまり考えながら歩くことができるか。複数タスクをこなせるかというテストです。

自分ではできませんから、誰かにお願いしておいて忘れた頃にチェックしてもらうか。

みなさんのご両親をチェックしてあげてくださいね。

テスト:歩きながら会話をします。

[会話での質問例]
・昨日何食べた?
・昨日は一日何してた?
・去年の干支ってなんだっけ?

ちょっと思い出そうとするような質問ね。1+1ではなくて。

ポイントは「正解を答えられるかではなく、思い出そうとか感がようとする時に、立ち止まってしまうかどうか。」ですからね。ここんとこお間違いなく。

これは記憶力テストではないので。実際、昨日の晩御飯も、3日前の晩御飯なんて、別に覚えている必要はないことですから。忘れることも脳の仕事です。

ボケはボケたふりからはじまる!とうちの爺さんが言ってました。(ボケなかった。笑)

喋りながら歩くことができない=歩きながら質問されたたら立ち止まってしまう。と、年齢相応の筋力があっても転倒の恐れあり!

 

脳のながら力を鍛える!

NASA体操

これは、手と足をクロスさせながらの運動です。

右手で左の膝をチョン、左手で右の膝をチョン、次には左手と左足、右手と右足です。できましたか?!

これを繰り返して後半は倍速にしまーす♪できるかなー

 

座って足踏みしながら、クイズ

椅子に座って走るくらいのスピードで足踏みします。その間に自分で決めたテーマの言葉(ワード)を出すんです。10秒とかでいいです。

たとえば、山手線。とか動物の名前。とか家電とか。これがなかなか出てこないもんです。

この時失敗しても大丈夫。この行為そのものが脳の血流をよくしてくれて萎縮予防と改善に役立つということです。

健幸脚ウォーキングをしてみませんか?

iwalkでは、歩数だけではなく歩くフォームを意識することで、全身運動効果をもたらし、脳を活性化させる「生涯現役!健幸脚ウォーキング」をご提案しています。

歩くといっても、歩き方知ってますか?

右足出して、左足出したら「歩けた」ではないですよ。それはよちよち赤ちゃんか、リハビリ中のお話です。

一歩ずつの歩みが「健康になるか、不健康になるか」は「歩き方」が決めます。

健康になる歩き方を知らないと、早いうちに体のあちこちにガタがきますよ。
それは歩くたびに体に歪み(ひずみ)を生むような歩き方をしていたり、歩くたびに足だけでなく、全身ダメージを与えているだけかもしれません。一歩の積み重ねですから、3000歩なら3000ダメージ。1万歩なら、一万ダメージです。歩けば健康になれるなんて安易な考えは捨ててくださいね!

健康のための運動としてはじめたウォーキングのせいで、実は不健康になってしまっていることがあるんですよ。

歩くというのは自分の体重で体に負荷をかけています。正しく負荷をかけることで、骨を鍛えられたり、血流をよくしたりと体を健康に導く運動となりますが、間違うと自分の体重分プラスアルファの負担をかけて、体にダメージを与え、結果、疲労と老化しか生みませんよ。

(参考記事)→健康長寿のためのウォーキングフォームを身につけよう!

      →50歳になったらはじめよう!「生涯現役!健幸脚ウォーキング」

 

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