しゃがむという日常動作は、高ぶった気持ちや焦る心を一旦、落ち着かせるような効果があるようです。しゃがみながら怒り続けることは難しいように思います。
また、あまりにもやる気が起きずに動けない時はしゃがんでみるのが良さそうです。すると股関節が圧迫され血液が溜まってきて足が痺れ、イヤでもそのうち立ち上がりたくなってきて、立ち上がって動くことになります。
エネルギーが枯渇してると「やる気」なんてのは起きなくて当然です。しゃがむと、ぐっとエネルギーを溜め込みます。その溜め込んだものが飽和状態になるとことで、解放しようと自動的に動く状態になるということです。
そもそも、やる気の「気」が起きないということは、「気」が不足している、停滞しているようなイメージです。その「気」というのは、地球二周半10万キロにわたる体内の血管の血の巡りが良くなることで「気」が出てくるものと漢方医学では言われています。
しゃがんで立ち上がると、脚全体にさーっと血が流れるのを感じられるかと思います。これが血の巡りです。圧迫して流すので「加圧トレーニング」とも言えそうです。
ちなみに、気が出ている時、心がはじめて自由に使えると言われています。
なので、やる気が出ないのを、心の問題にしてしまうと「やりたくないからやらない」というような答えになって解決を先延ばしにして拗らせてしまうこともあるようです。
もしかしたら、心がしんどい時は、自分の心を忙しくしすぎているのかもしれません。そういう時は、思考を手放すようなつもりで、ちょっとからだを動かしてみるのがよいように思います。まずはしゃがむだけでもよいでしょう。
からだがしんどい時は「骨休め」という言葉がありますが、からだを休めることが大切だと思います。
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