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呼吸は「心とからだの架け橋」

心とからだは繋がっています。

緊張したり怯えたり不安があると、同じようにからだにも緊張するようです。無意識のうちに力んで、何も持っていないのに手を握りしめていたり、肩が上がったりして呼吸が浅くなってしまいます。呼吸が浅いと酸欠状態ですから、脳もからだも疲れやすくなりますし、まともな思考ができません。それに、寝ても疲れが取れないという状態に陥ります。睡眠時間や睡眠の質はメンタルと深く関係しています。


また呼吸が浅いと「焦り」のようなものが生じやすくなるようです。時間に追われているような感覚になったり、他人と比較して自分はできないと思い込んだりする。また焦っていると、周りの音が気になったり、うるさく感じたりしてイライラが付きまといます。そのことで、近しい人に当たったりして「なんであんなこと言ってしまったんだろう」と、自己嫌悪に陥ったりすることも。


ゆったりと呼吸ができるようになるとそれだけで、安心感だったり、落ち着きが出てきて、心の余裕のようなものが生まれてくるようです。

呼吸は自律神経にアプローチすることができるため、メンタルと深く関係してきます。吸う息は「交感神経」、吐く息は「副交感神経」に作用し、前者は緊張、後者は緩和です。どちらがいい悪いではなくこのバランスが良いと、日中の活動と夜の休息のリズムが整いやすくなります。自律神経は、体温調節や内臓のはたらきを統括しています。例えば、心臓を動かし続けているのも自律神経です。基本的には、こちらの意思ではどうにもなりませんが、呼吸だけが唯一、自律神経にアプローチできる方法になります。
呼吸は心とからだを繋ぐ架け橋のような役目をしてくれます。

 

ちなみに、「呼吸を深くしよう」「ゆったりしよう」と意識すればするほど、「呼吸のワナ」にはまるように思います。瞑想と似ていて何も考えないようにと思うと次々と頭の中に浮かんできて無になれないような感じでしょうか。
呼吸を深くするには、意識することよりも「からだ」に注目するのが良さそうです。「深く吸える」「ゆったりと呼吸ができる」「からだが緊張しない、力まない姿勢」という、からだのカタチがあります。それが本来の「姿勢」と言えるのではないかと思っています。ですので、姿勢は見た目よりも、呼吸が深くできるかを基準にされると良いかと思います。深い呼吸ができているかどうかの確認方法は、息を吸った時に背骨を感じるか(背中が動く感じがあるか)また、息を吸った時に、足裏の踏み圧を感じるかなどで確認することができます。

 

〜 しんどくなったら、まずはからだを整えよう 〜 より

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