最近、テレビで「音ハラ」という言葉をはじめて耳にしました。いわゆる「ハラスメント」の一種だそうで、「音ハラ」は、他人のあらゆる音が気になるということでした。食事をしながら喋る時の音、イヤホンの音漏れなんかはそうだなぁと思うのですが、オフィスでのタイピングとか喋り声がNGな人もいるようです。公園や校庭での子どもの遊び声もとなると、過敏になってしまっているかもしれません。とても生きづらくなってしまうのではないかと思います。「他人の音が気になる」ということですが、もしかしたら、ご本人の呼吸が浅いことが原因になることもあるのではないかと思っています。
私たちは、緊張したり怯えたり不安があると、同じようにからだにも緊張するようです。無意識のうちに力んで、何も持っていないのに手を握りしめていたり、肩が上がったりして呼吸が浅くなってしまいます。
呼吸が浅いと酸欠状態ですから、脳もからだも疲れやすくなりますし、まともな思考ができません。それに、寝ても疲れが取れないという状態に陥ります。睡眠時間や睡眠の質はメンタルと深く関係しています。
また呼吸が浅いことで「焦り」のようなものが生じやすくなるようです。時間に追われているような感覚になったり、他人と比較して自分はできないと思い込んだりする。また焦っていると、周りの音が気になったり、うるさく感じたりしてイライラが付きまといます。そのことで、近しい人に当たったりして「なんであんなこと言ってしまったんだろう」と、自己嫌悪に陥ったりすることも。
同じような環境でもあまり気にならないときもあるように思います。お寺などの静まった環境に身を置くと、気持ちがゆったりします。肩の力が抜け静かな時間が流れるような。
その違いは、自分自身の心の状態ということになるのでしょうが、もう少し観察してみると呼吸だったり、からだの状態に影響されているようです。ゆったりと呼吸ができるようになるとそれだけで、安心感だったり、落ち着きが出てきて、心の余裕のようなものが生まれてくるように思います。
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